塗料の機能の種類の豊富さをご紹介 「塗料選び=色選び」だけではありません。 選ぶ塗料で、目的に合った、快適な室内環境に
工場や大型施設、マンションの管理に携わる皆様にとって、「塗装工事」と聞くと、まず思い浮かぶのは“色を塗り替えること”ではないでしょうか。
外観をきれいに整える、美観を回復させる――もちろんそれも大切な目的です。
しかし現代の塗料は、単なる「色材」ではありません。
塗料は“建物の性能を高める機能材”へと進化しています。

塗料選びは、色選びだけではありません。
どんな機能を持たせるかによって、建物の寿命、維持コスト、入居者や従業員の快適性まで大きく変わります。
今回は、工場・大型施設・マンション管理者の皆様にぜひ知っていただきたい、塗料の機能の種類とその活用方法について詳しくご紹介いたします。
1.断熱・遮熱塗料 ― 室内環境を改善し、省エネへ
近年、特に注目されているのが断熱塗料・遮熱塗料です。

■ 遮熱塗料の特徴
太陽光の赤外線を反射し、屋根や外壁の表面温度上昇を抑える塗料です。
金属屋根の工場や大型倉庫では、真夏に屋根表面が70℃以上になることも珍しくありません。
遮熱塗料を塗布することで、
● 屋根表面温度の低減
● 室内温度上昇の抑制
● 空調負荷の軽減
● 電気代削減
といった効果が期待できます。
■ 断熱塗料の特徴
熱の伝わりを抑制する塗料で、夏の熱だけでなく冬の冷気も遮断します。
マンションの最上階や大型施設の上部空間では、体感温度の差が大きく問題になることがあります。
断熱塗料は、
● 結露抑制
● カビ発生防止
● 室内温度の安定化
● 居住快適性の向上
につながります。
特に、近年の省エネ対策やSDGsへの取り組みを求められる企業様にとっては、塗料による環境対策は非常に効果的な手段です。
2.調湿塗料 ― 湿度をコントロールする新しい選択肢
近年、室内環境改善の分野で注目されているのが「調湿塗料」です。

湿度は快適性に直結します。
湿度が高すぎれば、
● カビ発生
● 結露
● 臭気
● 建材劣化
が起こります。
逆に乾燥しすぎれば、
● 静電気発生
● 体調不良
● 木材のひび割れ
などの問題が発生します。
調湿塗料は、空気中の湿気を吸収・放出することで、室内湿度を緩やかに安定させる機能を持っています。
■ 工場でのメリット
精密機器工場や食品工場では、湿度管理が品質に直結します。
調湿塗料を壁面に採用することで、空調負荷を抑えながら安定した環境づくりが可能になります。
■ 大型施設でのメリット
体育館、ホール、倉庫などでは結露が問題になります。
調湿機能により、壁面結露の抑制やカビ防止につながります。
■ マンションでのメリット
北側居室や収納内部は湿気がこもりやすく、カビの原因になります。
調湿塗料は結露抑制・カビ抑制・臭気軽減に効果を発揮し、入居者満足度向上にも寄与します。
特に近年は、自然素材系の調湿塗料も増えており、健康志向の入居者様へのアピールにもなります。
3.防カビ・抗菌塗料 ― 衛生管理が求められる施設へ
食品工場、医療施設、スポーツ施設、マンション共用部などでは、衛生環境が重要です。
防カビ・抗菌機能を持つ塗料は、
● カビ菌の繁殖抑制
● 細菌の増殖抑制
● 臭気の抑制
● 美観の長期維持
といった効果があります。
特に湿度が高いエリア(更衣室・浴室・給湯室など)では、通常塗料では短期間で黒ずみやカビが発生してしまいます。
抗菌塗料を採用することで、
清掃回数の削減
クレーム防止
建物イメージの向上
といった副次的効果も期待できます。

4.防錆塗料 ― 工場・鉄骨建物の寿命を守る
鉄骨構造の工場や立体駐車場、マンションの鉄部は、錆の進行が最大の敵です。
錆は進行すると、
● 強度低下
● 部材交換
● 高額な補修費用発生
へとつながります。
防錆性能の高い塗料や重防食塗装を施すことで、
建物の長寿命化
修繕周期の延長
トータルコスト削減
が可能になります。
特に沿岸部や工業地帯では、塩害や化学物質による腐食リスクが高く、塗料選定の質がそのまま建物の寿命に直結します。
5.低汚染塗料 ― 美観を長期間維持
大型施設やマンションの外壁は、排気ガスや粉塵、雨だれで汚れていきます。

低汚染塗料は、
● 雨で汚れを流すセルフクリーニング機能
● 親水性塗膜
● 汚れの付着抑制
といった特性を持っています。
これにより、
● 外観美観の長期維持
● 再塗装周期の延長
● 管理コスト削減
が実現します。
マンション管理組合様にとっては、「資産価値の維持」という大きなメリットがあります。
6.防滑・床用機能塗料 ― 安全対策としての塗装
工場や大型商業施設では、床の安全性も重要です。

防滑塗料や耐摩耗塗料は、
● 転倒事故防止
● フォークリフト走行対応
● 耐薬品性能
などを備えています。
事故防止はもちろん、労災対策や企業イメージの向上にもつながります。
7.防音・吸音塗料 ― 音環境を改善
大型施設やマンションでは、騒音問題がトラブルの原因になることもあります。
吸音機能を持つ塗料は、
● 反響音の軽減
● 共用部の騒音対策
● 作業音の緩和
に効果があります。
特に工場内では作業効率や従業員満足度向上にも貢献します。

8 .耐火・不燃塗料 ― 安全性向上
火災対策として、耐火性能を付加する塗料もあります。
万一の火災時に、
● 延焼抑制
● 鋼材の温度上昇抑制
● 避難時間確保
といった役割を果たします。
安全対策は、企業責任の観点からも重要なテーマです。
塗料選びは「経費」ではなく「投資」
塗料の選定を誤ると、
安い塗料で短期間に再工事
結果的に高コスト
というケースも少なくありません。
一方で、適切な機能塗料を選ぶことで、
✔ 修繕周期延長
✔ 光熱費削減
✔ クレーム減少
✔ 建物資産価値向上
といった、長期的なメリットが得られます。

まとめ
「塗料=色選び」だけの時代は終わりました。
塗料は「色」ではなく「性能」で選ぶ時代へ
塗料の機能は年々進化しています。
断熱
遮熱
調湿
防カビ
防錆
低汚染
防滑
防音
耐火
塗料は多機能な“建物保護システム”です。
これらを組み合わせることで、建物の性能は大きく向上します。
安価な塗料で短周期に塗り替えるのか。
高機能塗料で長期的な維持管理コストを下げるのか。
塗料選びは、単なる修繕ではなく経営判断でもあります。
私たちのご提案、
私たちが大切にしていること
私たちは、単に「塗る」だけの施工会社ではありません。
建物用途
立地環境
使用状況
将来の修繕計画
を総合的に考慮し、
● 工場には品質安定と省エネを
● 大型施設には快適性と安全性を
● マンションには資産価値と入居者満足を
実現する塗料をご提案いたします。
塗料は、選び方ひとつで建物の未来を変えます。

塗料は建物を守るだけでなく、空間の質を高めるツールです。
次回の塗装計画では、ぜひ「機能」にも目を向けてください。
色の先にある“性能”が、建物の未来を変えます。
現地調査・ご相談は随時承っております。
最適な塗料選定と確かな施工で、建物価値向上をお手伝いいたします。

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