【コスト削減】「内製化」で変わる!社内でできるメンテナンスとは?

前回、メンテンナンス費用を抑えるポイントをご紹介しました。

その続きとして今回はメンテンナンスの内製化について詳しくご紹介していこうと思います。

工場の設備メンテナンスですが、すべて外注していませんか?

もちろん、専門的な対応が必要な場面では外部のプロの力が欠かせません。

しかし、よく見てみると「これって社内でもできるのでは?」という作業も意外と多いのが現実です。

工場メンテナンスにおいて内製化できる作業内容とそのメリット、内製化を進めるポイントについてご紹介いたします。


なぜ「内製化」が重要なのか?

内製化とは、外部業者に頼らず社内の人員で対応すること。

工場メンテナンスにおいては、以下のようなメリットがあります。

  • 外注コストの削減

  • 緊急時の素早い対応

  • スタッフの設備への理解向上

  • トラブルの早期発見・予防

メンテナンスのすべてを内製化する必要はありませんが、内製化できる部分を増やすことで、全体の効率がぐっと上がります


社内で対応可能な作業内容【内製化リスト】

「専門的な知識がなくてもできること」は意外とたくさんあります。

以下は、内製化しやすい作業の一例です。

1. 設備まわりの清掃

油汚れやホコリを除去することで、機械の寿命延長や火災防止に。

2. フィルター・配管の簡易清掃

空調や集塵機など、目詰まりを放置すると機器に負荷がかかるため、定期的な掃除が重要です。

3. 潤滑油・グリスの点検・補充

軸受部などの可動部に潤滑剤を定期補充するだけで、機械のトラブルを防げます。

4. 異音・振動・発熱の確認

「いつもと違う」に気づけるのは現場のスタッフだからこそ。五感を使った点検も立派なメンテナンスです。

5. ボルト・ナットの緩みチェック

緩みが事故につながることも。定期的な増し締めで安全を確保しましょう。

6. センサーや配線の目視チェック

焦げ跡、断線、接触不良など、簡単な異常は見た目で発見できます。

7. 消耗部品の交換(パッキン、ヒューズ、ベルトなど)

取り外しと交換方法を覚えれば、現場でも十分対応可能。

8. 点検記録の入力・更新

メンテナンス履歴を社内システムに入力する作業は、現場スタッフでも可能です。


内製化を成功させる3つのポイント

① マニュアル・手順書の整備

「誰がやっても同じ品質」にするためには、作業手順の明確化が必要です。

写真付きで視覚的にわかりやすいマニュアルを整備すると効果的です。

② 作業者の教育・OJT

未経験のスタッフでも対応できるよう、OJT(現場教育)や簡易研修を定期的に実施しましょう。

安全面の基本も必ず教育に含めることが重要です。

③ 点検記録の徹底

日々の内製作業の結果を「見える化」することで、抜けや漏れを防ぎます。

チェックリストや点検記録表を活用しましょう。


内製化にも「限界」がある?気をつけたい注意点

もちろん、すべてを内製化することは推奨されません。

以下のような作業は外部の専門業者に依頼すべきです。

  • 高電圧・高所作業など安全リスクの高い作業

  • 精密機器の内部調整・修理

  • 設備メーカー指定の保守作業

「社内でできる範囲」と「プロの力が必要な範囲」を明確に区別し、安全と品質を両立しましょう。


内製化で得られる“目に見えないメリット”も

コスト削減以外にも、内製化を進めることで得られる効果があります。

  • スタッフの設備理解が深まる

  • 異常への“気づき力”が向上する

  • 職場の安全意識やチームワークが高まる

日々の点検や清掃を通して、現場の状態に常に意識を向ける文化が育つのも、内製化の大きな魅力です。


まとめ「できることから始める内製化」で、工場の現場力を高めよう!!

工場のメンテナンスは、「全て外注」が当たり前ではありません。

だからといって、内製化は一度にすべてを進める必要はありません。

まずは簡単な清掃・点検作業からスタートして、徐々に社内のスキルと体制を育てていきましょう。

✔ 清掃や点検などの定型作業から着手

✔ マニュアル整備・OJTで品質安定化

✔ 記録を残して予防保全につなげる

✔ 危険作業はプロに任せる判断力も大切

「コストを抑えつつ、現場力も高める」

そんな戦略的なメンテナンス体制づくりの第一歩として、内製化を検討してみてはいかがでしょうか?

導入にあたって、気になるポイントを詳しく解説します!

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