工場の外壁材の種類はどんなの? ~3/3~
窯業系サイディング
窯業系サイディングは安価で耐震性・耐火性に優れており、デザイン性も高い外壁材です。
窯業系サイディングのメリット
窯業系サイディングはコストが抑えられ、かつ耐震性や耐火性が高いため、安全性が重視される工場や倉庫に適しています。さらに、デザイン性が豊富で、外観を美しく保つことができます。
窯業系サイディングのデメリット
窯業系サイディングは水分を吸収しやすく、湿気が多い環境ではカビやコケが発生しやすい点がデメリットです。また、定期的なメンテナンスが必要となるため、維持管理に手間がかかります。
ALC (軽量気泡コンクリート)
ALCは耐震性・耐久性が高く、断熱効果や遮音性にも優れた外壁材です。
ALCのメリット
ALCは軽量でありながら強度が高く、地震に強い特性を持っています。また、断熱性能が高いため、工場内の温度を一定に保つことができます。さらに、遮音性が優れており、外部の騒音を軽減する効果もあります。
ALCのデメリット
ALCは目地が多いため、雨漏りの原因になりやすい点がデメリットです。目地部分の定期的なメンテナンスが必要となり、雨漏り対策を怠ると建物の劣化が進む可能性があります。
モルタル
モルタルは水と砂とセメントを混ぜたもので、防火性に優れています。
モルタルのメリット
モルタルは非常に防火性が高く、火災に対して強い特性を持っています。また、比較的安価であり、コストパフォーマンスに優れています。工場や倉庫の外壁として広く使用されています。
モルタルのデメリット
モルタルは防水性があまり高くないため、雨水の浸入を防ぐための追加対策が必要です。また、経年劣化によってひび割れが発生しやすく、定期的な補修が求められます。
まとめ
工場の外壁材には、波形スレート、金属系サイディング、窯業系サイディング、ALC、モルタルなど様々な種類があります。それぞれの外壁材には特長があり、メリットとデメリットが存在します。この記事を参考に、工場や倉庫に最適な外壁材を選んでください。
京都府で工場・倉庫・施設の修繕、改修、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!